ドミノ編みを日本語で

日本で本を出版するなんて、私にとって本当に特別なこと。 日本から最初のメールを受け取ったときは、それがよもや実現するとは思ってもみませんでした。
室野明代さんから、日本の編物ファン向けに本を出さないかとメールで問い合わせが来たとき、新し物好きの私は、「いいわよ」と答えたものの、本気にはしていなかったのです。そういった企画は、いつもあれやこれやたくさん来るからです。ところがある日突然、「出版が決定した」というメールが届きました。「ついては、これだけのページ数があるので…どうのこうの、どうのこうの」

目がまん丸になりました。日本での出版が現実になったのです。さっそく着手しなくては…でもどうやって?

本は、ドミノの四角いピースに合わせて、四角い形にすることになりました。 編集者の明代さんは日本語がとても上手。私はデンマーク語がとても得意。二人ともちょっとだけ英語が話せます。そんなわけで我々は、知っているカタコト英語を駆使してやりとりしたのです。

日本から糸見本と糸が届き、いざ作業開始! 私は、出版社から求められた小さな作品をデザインし、サンプルの編地を編み、分かりやすいようにプロセスを図解しました。明代さんは、すべての作品を製作させ、日本語の原稿を執筆し、スタイリングを行い、巻末のすばらしい作り方図の一部も描いてくれました。彼女は本当によい仕事をしてくれました。

そして先日、自宅に1人でいるところへ本が届きました。本当に特別な、記念すべき本。親友が花束を持って駆けつけてくれ、我々はその本がいまや目の前にあることを祝ったのです。

本のできあがりに、私はとても満足です。とっても素敵です。

メースシステム万歳! Eメールがなかったら、この本はできなかったでしょう。

ハッピーニッティング!

Vivian Høxbro



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